ポケモンジャパンチャンピオンシップス2023(PJCS)に参加してきました!

2023年6月10、11日に千葉の幕張メッセで開催された「ポケモンジャパンチャンピオンシップス2023」にカードゲーム部門で参加してきました!この記事では、参加した方法や必要だった準備、会場の雰囲気などをお伝えします!興味のある方や、来年参加される方の参考になればと思いますので、ぜひ最後までご覧ください。

参加した方法

「ポケモンジャパンチャンピオンシップス2023」(以下、PJCS2023)は

  • ゲーム部門(ダブルバトル)
  • カードゲーム部門
  • 『ポケモンGO』部門
  • 『ポケモンユナイト』部門

の4つの部門で、それぞれの日本一を決める大会です。

ポケモンワールドチャンピオンシップス(ポケモンの世界大会)に繋がる大会でもあります。

出場条件はそれぞれの部門で異なるのですが、ざっくり解説すると

  • ゲーム部門…オンライン予選で勝ち上がった人のうち、上位64位に入った選手(当初予定)
  • カードゲーム部門…抽選で当たった2000人(大会の成績に応じて約350人に優先出場権あり)
  • 『ポケモンGO』部門…ポケモンセンターで開催された大会で上位に入賞した計156人
  • 『ポケモンユナイト』部門…予選を勝ち抜いた上位8チーム(5人1組)

であり、とても狭き門です。

私は主にゲームでシングルバトルのランクマッチを楽しんでいるため、ゲーム部門での参加を決意しました。ダブルバトルは初めてだったため、2か月ほどの練習期間を経てオンライン予選に挑みました!

3週間にもわたる予選に挑み続けた結果は………惨敗。

オンライン大会本選に行くことすら叶わず、私のPJCS2023は幕を閉じました…。

…と思っていたら、奇跡が起きました。

何の気なしに応募していたカードゲーム部門の抽選に当選していたのです!

チャンピオンズリーグ(大規模大会)どころかシティリーグ(中規模大会)にも出たことがない私が当選するとは夢にも思わず、最初に出た感想は「何かの間違いか?」でした。

こうして、図らずもPJCS2023の出場権を手に入れたのです。

必要な準備

当選したのが大会の約2週間前、急いで準備する必要がありました。

  • 交通手段
  • 宿
  • 対戦の練習

まず交通手段。関西から千葉への急な遠征なので、行きは新幹線で前日入り、帰りは夜行バスで安く帰ることにし、当選が決まった日にすぐ予約をしました。

そして宿。幸い、関東に知り合いがいたたため、その人の家に泊めていただくことができました。

そして何より難しかったのが、対戦の練習です。出場するからには絶対勝ちたい。

対戦相手がいなかった私は、Discordのリモートポケカのサーバー(公式)で対戦練習を重ねました。(対戦数をこなすことでジムバトルのプロモパックももらえるのでおすすめです)

こうしてデッキの改良を重ね、トレーナーズウェブサイトでデッキの登録を終えました。

使用したデッキはアルギラ空ピカです。

前日に持ち物や旅の準備を行いました。

大会に持って行ったものは以下の通りです。

  • ポケモンカードをするためのアイテム
    • デッキ(調整用のカードも)
    • ダメカン、各種マーカー
    • プレイマット
    • 新しいスリーブ
    • 予備のデッキ
  • ポケモンのぬいぐるみ
  • Switch
  • サイン用のペン
  • ポータブルバッテリー(※重要!)
  • 試合の間に食べる軽食(※重要!)

ポケモンを全力で楽しむ気満々ですね。でもポケモンの日本大会です!お祭り気分で参加することにしました。

デッキやダメカンなど、普通にプレイするためのものは忘れないと思いますが、新しいスリーブはスリーブに傷や折れがあったときに交換できるように必ず持っていきましょう!予選では特に確認されませんでしたが、上位に上がると確認されることもあるかもしれません。

地味に重要だったのがポータブルバッテリーです。入場の際はもちろん、マッチングの確認や勝敗の報告まですべてスマホで行います。また、会場内は人が多く、電波が入り辛いため、いつも以上に充電の消費が激しくなります。ポータブルバッテリーを持っていくことで、充電切れによるトラブルが起こらないようにすることをお勧めします。

最後に、試合の間に食べる軽食についてです。後述しますが、私はこれを持っていかなかったために、空腹で集中力を保つことができませんでした…。絶対に持っていきましょう!

当日の流れ

・入場まで

朝8時30分に幕張メッセに集合ということは事前の連絡で知らされていましたが、どれだけ人がいるのか、どんな手続きがあるのかもわからなかったため、心配性な私は7時20分ごろには海浜幕張駅に到着していました。物販などがあればもっと早く来ていたかもしれませんが、コロナ禍に入ったあたりから物販はなくなったようです…。

幕張メッセに到着

幕張メッセにたどり着くと、すでに来ている人が50人くらいいました!しばらく待っていると手荷物検査が始まり、受付の前まで移動になりました。そして7時40分くらいに入場開始!参加賞のカードとリストバンドがもらえます。

入ってすぐにある展示が熱い気持ちにさせてくれます。

入場した後はしばらく適当な席で待機となりました。9時頃まで待機時間があったので、少し早く来すぎたかもしれません。待っている間、続々と選手がやってきます。

たくさんのポケモン好きたちが集まる会場。

・試合開始

そして9時を迎え、ルール説明があった後、いよいよマッチング発表!バトルが始まりました!

1試合25分の制限時間の中、必死で脳みそを絞り戦い続けました。30分試合をして30分休憩を繰り返し、3試合を経て12時頃に午前を終えました。

・お昼休み

ここでお昼休みのようなものに入ったのですが、アナウンスを聞き取れなかったことや上述のとおり,軽食を持ち合わせていなかったこともあり、昼食を食べられませんでした…。

悪いこともあれば良いこともありました。お昼休憩直前の配信卓で敗退したあばれる君を生で見ることができ、サインをもらうことができたのです!スリーブにサインを書いてもらい、それは今も参加賞のカードともに大切に保管しています。

※注意※今回はあばれる君が優しくファンサービスをしてくださったことでサインをいただけましたが、他の方は試合に集中していたり、次のスケジュールで忙しいかもしれません。有名な方を見ても基本的には過度に話しかけない方が良いと思います。)

・試合終了

そんなこんなで、13時頃から試合が再開しました。食事がとれておらず少ない集中力を振り絞って午後の試合を戦いました。試合終了後、残った時間で少しだけ会場を見て回り、名残惜しさを感じながら帰路についたのでした。

会場の雰囲気

ポケモンの日本大会なので、もっとお祭りのような雰囲気なのかと思っていましたが、緊張感の方が強い張り詰めた空気感でした。世界大会の権利がかかっているので当たり前といえば当たり前ですが、近寄りがたいくらいまでの集中をしている人もいらっしゃいました。

日本中の強者が集まる大会ということもあり、仲間同士で参加されている方もたくさんいらっしゃいました。強い人はちゃんとそういうコミュニティに属しているのだなぁと、あらためて実感しました。私も来年は仲間を見つけてみんなで勝ち上がりたい…。

配信卓が目の前で行われていたり、いつも動画で見ている人が自分と同じように大会に参加していたりと、圧倒的非日常感を感じることができました。

たくさんの装飾もその非日常間を一層引き立たせてくれました。

使用デッキと結果は?

試合で使用したデッキはアルギラ空ピカです!レシピはこちら!

練習時間が短かったことから、多くのデッキに刺さりつつも安定しており、考えることが少ないため、連戦でも集中力が途切れないデッキを選択しました。

そんなこんなで、少ない時間で準備して臨んだ大会の結果は…

2勝3敗、5戦目でドロップでした!

皆さん本当に強く、対策のつもりのカードを簡単に返されることが多かったです。やっぱりPJCSは甘くない!

自分の練度の低さを実感しましたが、全ての試合で最後の最後まであきらめずに勝ち筋を追い続けることができたことはすごくよかったと思っています。おかげさまで悔いのない良い大会になりました!

感想

とにかく楽しかった!

PJCSのような大きい大会に出てみたいと常々思っていたので、最高の思い出になりました!

今回の大会の対戦相手の方は、皆さん抽選で当たって参加されている方ばかりでした。優しい方ばかりで、このような大型大会に初めて参加して緊張していた私ともすごく楽しくバトルをしてくださいました。本当にありがとうございました。

あの会場で、ポケモンが好きな人がたくさん集まる中で、その熱量を感じることができて本当に幸せな時間だったと思います。来年もぜひ参加したい!

あのドキドキとワクワクは忘れられない体験になると思います。みなさんもぜひ、ポケモンジャパンチャンピオンシップスに出場してみてください!応援してます!

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